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![]() Flashイベントの歴史(第3回) 2002年12月26日〜31日に行われたオンライン上映会「第一回紅白FLASH合戦」は、この年のFLA板(2ちゃんねる FLASH・動画板)の成果の総決算として、多数の人気職人が参加し大成功を収めた。紅白で発表される熱気溢れる一連の作品を見て、自らもFlashの作り手に回る動きが起きたのは興味深い現象だと思う。この紅白での個人的オススメは、独特の作風で知られた公共料金氏の低温ファンタジー「PINK☆」。ふらふらとしたキャラクター「はたち」の危なっかしい魅力にメロメロだ。 ちなみにこのときサーバの貸し出しなどを影でサポートしていたのが、2ちゃんねる関連個人支援サイト「電波2ちゃんねる(現ちゃんねるぼっくす)」を運営する深水英一郎氏で、ちょうどこのころからFlashに可能性を見出していたようだ。『おしえて先輩!人気ホームページの作り方』(ソシム/2002年10月)でのインタビューでは「フラッシュっておもしろいと思っているんですよ(略)可能性を感じます」と、Flash作家に対する熱い思いを語っている(あまり表に出たがらないようだが)。 2003年はまず3月の「2ちゃんねるナイト」で再びFlashが上映された。昨年のリベンジとして用意が重ねられ、無事成功を収める。オンラインでは3月3日の「FLASHひなまちゅり」や5月5日の「子供の日ゲーム祭」が人気を博した。そして満を持して登場したのが、7月20日、オフラインでは最初のFlash自主上映イベント「FLASH★BOMB」である。 “クリエイティブなバカ、揃ってます!!”をキャッチフレーズにした「FLASH★BOMB」が背負った期待は、2002年の「2ちゃんねるナイト」の失敗を踏まえた2003年3月のリベンジの手ごたえと、「紅白」そのほかのオンラインイベントの成功を合わせ、なおかつFlashだけで自立できるオフラインイベントを成立させるところにあった。結果はどうだったのか? 230枚のチケットは即日完売、作品が流れるたび、スクリーンに向かって叫ばれる熱狂的な声援。つまり成功である。 こうして毎年行われることになった、年末のオンライン上映会「紅白FLASH合戦」と夏のオフライン上映会「FLASH★BOMB」を二大巨頭として、「PerfectPromotion」や「FLASH MINORS」などのテーマごとに行われる作品イベント、「CAT★MANIA」や「こしあん祭り」、「RZ温泉郷」などの自主的に開かれるファンイベントが周囲を賑わせながら、現在の2ちゃんねるを中心にしたFlashシーンが確立したのである。 さてFlashイベントの情報については、つい先日(5月16日)オープンしたばかりのサイト「MUZO」を紹介しておこう。「ちゃんねるぼっくす」で連載されていた、エンターテインメント系のFlash情報をお届けする人気コンテンツ「FLASH板流行通信」も、今後は「MUZO」で更新されるもよう。オンライン/オフラインに限らず、新しくて面白いFlashを捜している貴方は、一度のぞいてみては?
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