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![]() Flashニュースサイトの歴史(第2回) 「Flash・動画@2ch掲示板(FLA板)」は初期こそ「〜のFlashはどこ?」というスレッドが多かったが、次第に掲示板に習作を発表してアドバイスを求めたり、こっそりと作品を流して反応をうかがったり……と作り手が作品を発表する場所になっていった。 FLA板では2ちゃんねる系アスキーアートキャラクターを使ったFlash作品が一応の主流ではあるが、画期的な作品が登場するごとに流行は移り変わった。例えば「wOzBox」wosa氏の「うる★8つら」(2001年12月)がパロディ要素を含んだアニメFlashの良品として話題となってアニメFlashの手法が定着したり、2ちゃんねる閉鎖騒動をドキュメンタリー形式に仕上げた「ある騒動の記録」(2002年1月)によって「プロジェクトX」風作品が認知されたり、スキマ産業氏の「1000キター」(2002年11月)がソースコードを公開したことで各々がリミックスして発表し合い、PV系(モーショングラフィック)と呼ばれるジャンルが広まったり、といった動きである。それを細かく拾い上げて紹介していたのが、前回書いた御三家であり、彼らのサイトの過去ログは、ニッポンのFlashがたどってきた貴重な歩みの記録でもある。 情報サイトではないが個人的な好みでは、海外の有名幻覚Flash「Flashback」や、独特の映像感覚が冴え渡るFlashサイト「ありさんとくらげさんがごっつんこ」(2001年)のような、ファンタスティックな作品を紹介し合う「幻覚・夢・狂気系のFLASH総合スレッド」(2002年6月〜)(→まとめサイト))が、FLA板の中でも特異なたたずまいで貴重な存在だと思う。そうした作品を早くから推薦していた個人ニュースサイト「屋根裏」は、海外作家の紹介などをポツポツと行っており、2ちゃんねる系に偏らないセンス勝負の面白さを伝えていた(最近は紹介は行っていない)。 また「ヘンな/オモシロ動画」の一種としてFlashを扱う路線では「pya!」が忘れがたい。現在は古今東西のマルチメディア投稿掲示板サイトだが、2002年ごろは海外から積極的にネタをひっぱってくる、当時としては珍しい立ち位置のニュースサイトだった。「電脳空間」(2002年12月)はサムネイル付で動画を紹介する、見た目で取っ付きやすいサイトとして好評である。 2003年1月に「電波2ちゃんねる」上で始まったコラム「FLASH板流行通信」は、作家インタビューなどの一歩踏み込んだ記事が魅力で、2ちゃんねる系Flash作家を周辺から盛り上げていった。2ちゃんねる系にとどまらず、パソコン上で作るアニメーションに注力し展開を図る「artistgoods.com」(2003年6月)も、インタビューをはじめ、グッズ販売、イベントレポなど、精力的な活動がうれしい。
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