■ばるぼらの「教科書には載らないコンテンツの歴史教科書」: Flashアニメーション最近の状況(第6回)
2005年6月21日 更新
引き続き2005年の、4月のFlashを見ていく。砂吹旅人氏「UP or DOWN」の「PICNIC」は、ノリのいい音楽に合わせてキャラクターが闊歩するキュートなFlash。疲れ気味のときに見ると気分がすっきりするのでは。早朝にお勧め。この連載ではついイラストを描く人が作るFlashアニメーションをひいきしてしまうのだが、それは絵の上手さがFlashアニメの質の指標の1つにあると判断しているからである。
むさ氏「Not Yet」の「ペル=ソナ」は抽象的なイメージを連続させた奇妙なアニメーション。深読みするほどのメッセージはないと思うが、夜の街に沈んでいく仮面は星屑を連想させる不思議な印象だった。不思議といえば「iello」の「know」も相当不思議だが、こちらの特徴はデザイン性に富んだ映像センス。サイトにあるほかのFlashはどれもカッコイイ。
あまりにも不可思議な設定が笑える「WEB日本昔話 浦島太郎」は、日本人にとって古典的とも言える昔話の主人公を、なぜか心理学者の権威に置き換えた不可思議なお話。めでたしめでたし。このFlashを作ったみやかけお氏の「ザ・ガーベージ・コレクション」は、有名格言パロディシリーズ「相田みつおの世界」や、有名なクラシック音楽におかしな効果音が鳴り続ける「めくるめく冗談音楽の世界」など、おかしなFlashが山ほど公開されている素敵サイトであり、一度ゆっくり見て回ってほしい。
そのほか、小ネタながらお気に入りをざっと並べてみよう。Steve Vaiのギター曲をうまく聞かせる「ねこギター」、学年が上がることを喜ぶ女の子「しみゅれ〜しょん」。コナミの人気ゲームシリーズ・ギタドラの曲で展開した、テレビアニメオープニング風のプリチーなFlashアニメ「スタアの恋人」を元ネタに、キャラをなぜか武将に置き換えた「ランセの奸雄」。
トリに企業のFlashというのはちょっと悔しいが、日産Cubeのサイトにある「happy seed」は、おそらくは海外「Amanita Design」の影響を受けているであろう、クリックで物語が進むインタラクティブアニメーションの秀作。落ちてきた四角い物体と、周りにあつまった町の人々。少しずつ解き明かされていく謎の面白さを体験してほしい。
・にゅーあきば.こむ
・脳内洗浄ムービー
・NewAkiba VideoPodcast
・2次元萌え
・3次元萌え
・4次元萌え
・電子出版
・オリジナルグッズ
・ネットランナー公式HP
・ニュース(3月3日以前)
- -
|