癒し系人妻のいる店「下町マドンナ食堂」
2007年03月12日 17:03
(しばた@OHPのオススメ漫画)
筆者はつねづね自分のサイトなどでも人妻好き、巨乳好きを公言しているヅマスキーなわけだが、今回紹介する「下町マドンナ食堂」は、そんな筆者的にはストライクゾーンど真ん中な奥さまが登場する作品だ。先日発売されたばかりの単行本第5巻でお話が完結したので、この機会にちょっとオススメさせていただく。
本作の舞台となるのは、とある下町の商店街にあるごく平凡な定食屋「いわしみず」。このお店のウリは、家庭的でおいしい料理、そして美人でとっても色っぽいおかみさん。おかみさんは旦那がいなくなった後、一人娘の真璃と一緒にお店を切り盛りしていたのだが、そこに元借金取りの青年・新井信吾(通称:信)が住み込み店員として転がりこんできて、一つ屋根の下で笑いありドキドキありの日常生活が繰り広げられていくことになる。
まあそんなわけで、お話自体はおかみさんと、彼女に惚れてしまった信が中心のラブコメがメインで展開していくのだが、素晴らしいのはやはりおかみさんの健康的なお色気。性格は天然でおっとり系。どんな相手でも包み込んじゃうような優しさあふれる女性だが、自分のことになるとてんで無防備。お店に出ているときも、巨乳がバッチリ目立ちまくりのブラウス、ちょっとかがんだだけでパンツが見えてしまうミニスカート姿。パンチラはもちろんのこと、なんだかもうやたらと乳までポロリ。水をこぼせば服がスケスケになり、激しく動くとブラウスのボタンが弾けとんだり。
「下町マドンナ食堂−未亡人細腕繁盛記−」全5巻 中田ゆみ 少年画報社
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「定食いわしみず」の名物はおいしい食事と美人なおかみさん。こんなおかみさんに目の前うろうろされたらメシの味が分からなくなってしまうのでは……という気もする(第5巻172ページ) |
とか書くとまるでいにしえのノーパン喫茶かなんかのようだが、本作の場合そういう淫猥な感じはなくて、あくまでお話は明るく楽しい。ふくよかなおっぱい、大きなお尻が見えても、もうただただ「眼福眼福」って感じ。それだけで満足できちゃう。それもおかみさんの癒し系でどこまでも優しい、心和む人格のおかげ。
全5巻を通じてそのものズバリなセックスシーンとかはなく、サービスシーンてんこもりながらも、ほのぼのドタバタラブコメとして展開する。人妻陵辱とか寝取られとかいった人妻エロスを期待する人にはその点は物足りないかもしれないけれども、あくまで最後の一線までは踏み込まないおくゆかしさが、作品全体の暖かい雰囲気を支えているのは確か。おかみさんがとても色っぽいだけに、さんざん悩殺されつつも最後まで手は出すことのない主人公の我慢強さにも好感が持てるし、それがラブコメとしての後味良さにもつながっている。
まあ全体で見ると、お話はさほど大きなヤマがあるわけではない。いつも変わらず、気のイイ下町の人々と一緒の、ちょっぴりエッチでほのぼの楽しいお話がずっと続くといった感じ。そんなわけで驚くような展開こそないが、その分肩が凝らず気楽に読める(おかみさんの重たげな巨乳は肩凝りそうではあるが……)。人妻に癒しと安らぎを求めるヅマスキーの人は、定食感覚で気軽にいただいてほしい。