手塚治虫を意識しまくる漫画家の奇行を描く「チェイサー」
2013年10月08日 18:15
コージィ城倉さんのビッグコミックスペリオール連載漫画「チェイサー」第1巻が発売となり、以下のサイトにレビュー記事が掲載されている。
最近では「グラゼニ」の原作を手がけているコージィ城倉さんの新作。昭和30年代を舞台に、手塚治虫さんに執着を見せる漫画家を主人公とした作品だ。
第1巻では、月刊誌で3本連載する主人公・海徳光市が、手塚治虫さんを意識しまくって批判したり、変なマネをしたりといった様子が描かれる。当時のマンガや漫画雑誌なども多数登場するようだ。
・大炎上「チェイサー 1巻 手塚治虫を勝手にライバル視する漫画家の実情は…」
・マンガ一巻読破「【オススメ】 コージィ城倉/チェイサー」
小学館による内容紹介は以下の通り。第1話の試し読みができる。
・Amazon「チェイサー 1 : コージィ 城倉」
・小学館「コミック 『チェイサー 1』」
・小学館コミック -ビッグスリーネット-[ビッグコミックスペリオール:チェイサー]
・※第1話の試し読み
・Wikipedia「コージィ城倉」
手塚治虫を勝手にチェイスする男!!
時は昭和30年代前半。まだ週刊漫画雑誌もなかった時代…既に時代の寵児となっていた“漫画の神様”手塚治虫に人知れず挑み続ける一人の漫画家がいた!!海徳光市。月刊誌に3本の連載を抱える、そこそこの人気漫画家である。海徳は、手塚治虫と同じ歳で、表向きは「手塚って、つまんない漫画いっぱい描くよなあ」と批判しつつも、裏でこっそり手塚漫画をコレクションする。そして、手塚がアレをしていると聞けば、自分も真似をし、コレをやっていると聞けば、それに挑戦してみる。どこまでも手塚治虫を“勝手にライバル視する男”…海徳光市の奮闘記!!
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