「キミキス」行くならコレも行け！「Swing Out Sisters」

今、萌え漫画大好きっ子の間で最も話題となっている作品といえば、なんといっても「キミキス～various heroines～」だ。その激甘ラブラブ萌え萌えエロエロぶりは、読む者を魅了し、その心をトロかしてやまない。で、ここで紹介する「Swing Out Sisters」は、「キミキス」漫画版を担当している東雲太郎が、「キミキス」の前に出した単行本である。こちらはおなじみ黄色い楕円の「成年コミック」マーク付きで、もうバリバリのエロ漫画なのだが、これがたいへんスンバラシイ具合な作品なので、未読の方はぜひ読んでいただきたい。ということで、「キミキス」1巻発売に併せて紹介することにしたのだった。

本作のジャンルは姉モノ。美人な姉・千代＆千夏と一緒に3人で暮らしている主人公の少年・ゆーたが、この2人に徹底的に甘やかされまくり、ヌカれまくるという物語。すごい巨乳、包容力抜群の長女・千代はとにかく弟愛全開。エッチな体でゆーたを包み込んで、きゅるきゅるぷにぷにと気持ちイイことをしまくってくれる。もう一人の姉・千夏は一見ツンツン系なのだが、こちらもやっぱりゆうたにベタボレ。千代とゆうたがエッチしていることに気づいた後は、自分もということで、ちょいとSっ気を見せつつ、ゆうたに迫る。

その姉×2によるダブルアタックの模様が、なんともまあ、実に甘ったるくてエロっちいのである。キレが良くて汁気たっぷり、ピチピチしまくりな東雲太郎の作画はやたらと魅力的だし、姉2人もデレデレ＆ツンデレで、どちらも萌え度エロ度申し分なし。また特筆すべきは液体の描写が素晴らしいこと。トロットロの体液の中で、ゆうたくんがもみしごかれる様子は文句なく気持ち良さそうで、もうたまらんものがある。

あと姉弟の激甘ラブコメとしてよくできているのも見逃せないポイント。姉×2がとにかく弟好きであるばかりでなく、弟のほうも姉たちにぞっこん。そんな若者3人組に火がついちゃったもんだからもうたまらない。のべつまくなしエッチなことしまくりで、べたべたイチャつきまくる様子はとにかく甘美というほかない。

本作の発行は2005年8月。ってなわけでもう発売されてから1年半ほどになるが、「キミキス」景気もあり、ちょっとオタク系に強い書店であれば、一緒に店頭に並べているところも多い。2005年発行のエロ漫画作品の中でもベストに推す人が多い一作なので、「キミキス」を読んでムラムラした人は、ぜひこっちにもチャレンジするべし！

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