超ギリギリだけどかなり面白いMMORPG「アークサイン」登場
2009年12月04日 22:19
ハンビットから新しいオンラインゲーム「アークサイン」が登場。12月1日からオープンβテストが開始となり、クライアントソフトの配布も始まった。「掟破り系 ふるぼっこオンラインRPG」と銘打たれた同作品は、これまでのオンラインゲームとは違った型破りな存在になりそうだ。
公式サイトがいきなり「ギリギリ」を連発。ゲーム内容は「ギリギリ一般的」、世界観は「ギリギリまとも」、モンスターは「ギリギリ危ない」上に、面白さまで「ギリギリ」と自ら言ってしまうのだからとんでもない。
「アークサイン」はジャンルとしてはMMORPGに当たる。プレイヤーはファンタジー世界「アリア大陸」に召還された「英雄」となって、世界を救う旅に出るストーリー設定だ。
ゲームの特徴としてはまず「召還システム」。プレイヤーのキャラクター自らが戦闘するだけでなく、数百枚ある傭兵の中から10枚を召喚して一緒に戦うことが可能だ。攻撃力が高い、ヒットポイントが多いといったタイプの傭兵のほか、「萌える」傭兵も存在する。
そして「ふるぼっこ戦闘システム」。傭兵を召還できるので、1人の敵キャラを自分と傭兵の大人数で「ふるぼっこ」にできるというこれまでのゲームにはないシステムを採用している。強い敵が登場したときだって、大勢で「ふるぼっこ」にしてしまえばいい。
もう1つは「掲示板ミッションシステム」。単にフィールド上の敵をやっつけるだけでなく、規定数の敵を倒したり特定のボスキャラを倒すなどの「ミッション」をクリアすることで、レアアイテムなどの報酬が得られるというものだ。
なお「アークサイン」はすべての行動がカードによって行われる。傭兵の召還のほか、スキルでの攻撃やアイテムの使用もカードを使う。モンスターを倒したり、NPCから買ったり、ほかのプレイヤーと交換したりとさまざまな方法でカードを入手できる。レシピと材料でカードを作ったりすることも可能だ。
またプレイ中にはパートナーキャラクター「ユイ」と対話をしてゲームを進めていく。パートナーキャラクターからはさまざまな情報が得られるほか、プレイヤーの状況に応じて反応がさまざまな変化する。「ユイ」はかわいいらしい女の子キャラとなっている。
声優陣も豪華。ユイ役を早見沙織さん、男性主人公を阿部敦さん、女性主人公を米澤円さんが担当する。早見沙織さんは「そらのおとしもの」イカロス役、米澤円さんは「けいおん!」平澤憂役などでおなじみだ。オープンβテストでもこの3人のボイスでプレイできる。
2ちゃんねるの関連スレッドもパート5まで進んでおり、盛り上がりを見せている様子。パートナーキャラクター「ユイ」も人気があるようだ。ゲーム内で「ユイ」がかわいく面白い言動をしてくれることに期待させらえる。
なお「アークサイン」はハンビットステーションに会員登録すれば誰でも無料でオープンβテストは参加できる。まずは「ギリギリ」な面白さを体感してほしい。
・アークサイン