凌辱系エロゲ販売禁止報道は「TBSの勇み足」だった!?
2009年05月30日 21:57
TBSのニュースサイト「News i」に「『凌辱系』ゲーム、製造・販売禁止へ」という記事が掲載されたことを先日紹介した。その記事では「パソコンソフト業界の自主審査機関が今後、こうしたソフトの製造・販売を禁止する方針を決めた」としている。
・News i - TBSの動画ニュースサイト「『凌辱系』ゲーム、製造・販売禁止へ」
だがLOVER SOULのエロゲ「姫さまはプリンセス」などに携わるはいおくさんのサイト「廃屋譚」によると、ソフ倫から「LOVERSOULの事務所に『TBS報道は事実無根』という内容のFAXが届いています」とのことだ。
・廃屋譚
・姫さまはプリンセス
エロゲメーカー・アーベルグループの「アーベルグループ開発日記ブログ」では、TBSの報道内容では「当のソフ倫役員ですら知らないことが、報道されているというので、役員全員?マークみたいである」としている。また「件の報道がTBSの勇み足だったのは間違いない」と語っている。
その一方で報道とは別に、6月2日にソフ倫主催の緊急加盟会社懇談会の開催が決定し、「審査基準の見直しは、することになりそう」とも書いている。
・アーベルグループ開発日記ブログ「日本製のいわゆる18禁美少女ゲームが欧米で販売中止、人権団体が抗議活動に動くが…果たして日本では? ~第3回」
なお同ブログでは「今日の午前中に色々と書いたのだけど、内外に迷惑をかけそうな表現がいくつか見られたので、いま少しソフトにした」としているが、その修正前の内容は「『反ヲタク国会議員リスト』メモ」で見られる。
その内容では「経済産業省が某公明党議員に対して『6月2日開催の懇談会において、ソフ倫規定の見直しが議題にあがる』というようなことを語った」ことが、TBSの先走った報道につながったのではないかと推測している。
・「反ヲタク国会議員リスト」メモ「真相は如何に」
なお一方「YOMIURI ONLINE」では、性暴力ゲーム規制強化を検討するチームが自民党に発足したことを報じている。「にしみーぶろぐ」では2ちゃんねるでの反応が見られる。
・YOMIURI ONLINE「性暴力ゲーム規制強化へ、与党が流通歯止め検討チーム」
・にしみーぶろぐ 【規制論】『性暴力ゲーム』規制強化へ、与党が流通に歯止めをかけるため検討チームを発足
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