こいつはいいロリだぜーっ「おとなになるまえに」
2006年10月20日 18:27
(しばた@OHPのオススメ漫画)
何を隠そう、というかサイトなどでは常々公言しているので別に隠しちゃいないけど、筆者は巨乳大好き人間だ。偉そうにいうようなことではないが、おおきなおっぱいが好きだし、エロで一番好きなジャンルは人妻モノだ。しかし関谷あさみの描くロリ漫画は、そんな根っからの巨乳党員である筆者も思わずクラッとしてしまうほどの、甘美な魅力を持っているのである。
「おとなになるまえに」は関谷あさみとしては2冊めの単行本。短編集なので各作品でテーマが統一されているわけではなく、ストーリーやシチュエーションはお話によってさまざまだが、どの作品にも共通していえるのが年下の女の子がえらくかわいいってこと。ショートカットで目がくりんとした、あどけなくていかにもピュアな表情をした女の子たちが満載で、それが一生懸命、恋にエッチにと頑張る。その様子に思わずググッと萌えてしまう。
■「おとなになるまえに」 関谷あさみ 茜新社
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■「bitter black」の1シーン。学校の先生とつき合ってる女の子が保健室で先生におねだり。健気な頑張りっぷりがもうたまらんのです(93ページ)
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関谷あさみの描く絵は、基本的には非常にスッキリしたタッチ。さわやかでかつ甘味もたっぷり、ちんまりした女の子たちの姿がとてもキュート。その丸くて形の良い頭を見ていると、思わずなでなでしてあげたくなっちゃって、「あ~、もうたまんね~」ってな感じである。絵柄的にはソフトなタイプなんだけど、エッチシーンも案外きちんとしている。ハード系ではないタイプの作家ながら、エッチになると、ちんこまんこもかなりきっちり細かく描き込んでいるのはいかにも今風。
年下の女の子を描くときにその持ち味を最大限に発揮するタイプの作風だけあって、とくに妹モノや後輩女子が出てくる作品は萌え度高し。収録作品では先輩後輩カップルものの「放課後恋愛」、カラーページありで兄×2と妹のエッチを描く「いっしょにいてね」、兄と妹の間の切ない恋心を描いた「壁の向こう側」あたりが個人的にはオススメ。「放課後恋愛」の、先輩と一緒にいたくてつい焦っちゃう後輩彼女の健気かつちょっとドジッ娘なところなんか思わずキュンキュンしてしまうし、「壁の向こう側」の妹さんも初めて見た瞬間に「こんな妹いたらもうたまらん!」って感じのかわいさだ。
お話的には基本的にラブラブなお話が多め。切なく苦いお話もあるが、スッキリした絵柄のおかげもあって、読んで後味の悪い作品はあまりない。また絵柄的にもクセがなくてとてもかわいいので、ロリロリな趣味の人だけでなく、たまにはロリもいいかもと思っている人、ふだんはエロ漫画を読まない人にも幅広くオススメできる。初単行本の「ガールズシャワー」も同様にいい感じなので、ぜひお試しいただきたい。
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