ローションが誘うぬるつやの世界「ろ~ぷれ」
2006年12月06日 15:17
(しばた@OHPのオススメ漫画)
ローションは素晴らしい! 「いきなり何のことやら……」と思われるかもしれないが、身体中にローションを塗りたくり、そのぬるぬる感、つるつる感を堪能するローションプレイは、やって楽しく見てエロい。今回紹介する「ろ~ぷれ ~ぬめりの中の小宇宙~」は、そんなローションが大好きと公言してやまない漫画家・大見武士が、ローションプレイにこだわりまくって描いた渾身の1冊だ。
本作は、6部屋構成のアパートが舞台。そのアパートの各部屋を、ボトル入りのローションが転々としながら恋人たち、あるいはご夫婦のお役に立っていくという構成となっている。基本的には1話完結というスタイルなので、メインの登場人物は毎回変わる。常に共通して登場するアイテムといえばローションだけ。そう、この作品の主役はまぎれもなくローションなのだ。
で、どのお話も、ローションをゲットしたカップルたちが、それを利用してローションプレイをしちゃうというのが大筋なのだが、これがもう実にエロい。作者自身がローション大好きということもあり、プレイの描写は気合いが入っており、ローション好きのツボをしっかり押さえまくっている。ローションが肌の上をとろーりと伝う感触、ぬるぬると身体中に塗り広げていく動作、ローションでつやつやてかてかと照り映える女体……と、見ているだけでたまらないエロっぽさ。
さらに、ぬるぬるに包まれた女体をきゅるきゅる揉み回したり、逆にローションまみれのおっぱいを駆使してご奉仕したりとエロさはヒートアップ。ぬるぬるで滑ったおっぱいがぷるぷる揺れる様子や、服の上からローションをかけて下着や身体が透けて見えるシーンとかも、これまた実に色気がある。
■「ろ~ぷれ ~ぬめりの中の小宇宙~」 大見武士 少年画報社
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■ローションまみれで仲良くマッサージ。このぬるぬるぐちょぐちょつやつやぷりぷり感がもうたまらんのです(57ページ)
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ローションプレイをしている登場人物たちも、なんだかもう実に気持ち良さそう。ローションを使った念入りな前戯で盛り上がりまくる様子は、ローションの素晴らしさ・気持ち良さを高らかにうたい上げている。大見武士の描線滑らかな絵柄も、お話の内容によくマッチしているし、出てくるキャラクターもそれぞれカワイイ。個人的には第2話に出てくるツンデレめがねの女上司さん、第4話の人妻さんとかがとくにお気に入り。
お話のほうはローションで気持ち良くなって、恋人や夫婦の仲も円満に……というパターンが基本。エロいことはやることはやってるけどけっこうラブラブで甘ったるく、お話としての後味も上々。まさにローションが、男女仲の潤滑油として作用しているのだ。まあそんなわけでたいへんエロくて楽しい作品だし、全1巻でサクッと読めるのでぜひゲットしてきていただきたい。合わせてローションも買ってくるのがオススメです!
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