青森母子殺害事件の影響か!? 「シゴフミ」第3話内容修正
2008年01月17日 22:59
アニメ「シゴフミ」第3話の内容が急遽修正になるようだ。「昨今の社会情勢に配慮して内容を一部修正」とのこと。青森で発生した家族殺害事件の原因を「ひぐらしのなく頃に」と結びつけるような報道がある中での放送内容変更の決定となった。
「シゴフミ」第3話の内容が修正されることは、公式サイトの「最新情報」に掲載されている。「昨今の社会情勢に配慮して内容を一部修正して放送する予定」とあり、放送内容を修正することを急遽決定したことがうかがえる。「DeepParanoiaブログ出張所」ではこのことを第3話のあらすじとともに紹介している。
・シゴフミ「最新情報」
・シゴフミ
・DeepParanoiaブログ出張所「シゴフミの放送内容が変更される」
アニメや漫画、ゲームなどと実在の事件の関係をめぐっては、青森で発生した母や兄弟を殺害して放火した事件が話題になったばかり。1月9日深夜に発生した事件の容疑者である長男が所有するマンガが押収されたことが「毎日jp」などで報道され、内容から「ひぐらしのなく頃に」のマンガ版ではないかと思われる。
・毎日jp「青森家族殺害:猟奇的ストーリーの漫画本を押収」
・asahi.com「殺人場面あるマンガ押収 八戸事件、長男所有か」
・Yahoo!ニュース「焼け跡からパソコン発見=長男アニメブロマイド所持−アパート母子3人殺害・青森」
この報道がまたオタクバッシングの始まりではないかと話題になっている。2ちゃんねるでの反応は「【2ch】日刊スレッドガイド」で見られる。またオタクバッシングに関連して、「HINAGIKU 『らめぇ』」の記事も注目を集めているようだ。
・【2ch】日刊スレッドガイド「【ひぐらし】漫画が影響か? 青森・母弟妹殺害事件で犯行を認めた長男所有とみられる猟奇的ストーリーの漫画本を押収」
・HINAGIKU 『らめぇ』「いっそひぐらしのせいでもいいんじゃないのか、もう。フィクションは現実に影響するよ。」
現実の事件が原因となってテレビアニメ放送が中止になった例は「TVアニメ資料館」にまとめられている。2007年秋の「スクールデイズ」や「ひぐらしのなく頃に解」が記憶に新しい。なおこの一覧には今回のような「一部シーンのみの差し替え」は含まれていない。
・TVアニメ資料館「事件や事故に配慮して差し替えとなった作品」
先日放送された「シゴフミ」第2話のレビュー記事は以下のサイトに掲載されている。重くて悲しい話だが、全般的に評価はいいようだ。
・Hiroy's Blog「シゴフミ 第2話『ロケット』」
・恋華「シゴフミ 第2話『ロケット』」
・ねこにこばん「シゴフミ 第2話『ロケット』」
・猫が唸る感想日記「シゴフミ 第02話 ロケット」
・二次元空間「シゴフミ 第2話 『ロケット』」
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